5月病と「自分の欲求」について

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Ivy Therapy 心理セラピスト Lizです。

過ごしやすい新緑の季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

本日、5月5日は立夏。暦の上ではもう夏の始まりですね。

5月病について

さて、新年度から入学や、進学、転勤などで環境が変わった方は、

GWを過ぎたあたりから、無気力や不安感、憂鬱になったり、会社や学校に行きたくないなどの、いわゆる「五月病」と言われる症状があらわれやすい時期です。

 

新社会人の場合は、研修などを経て5月頃に仕事を始める方は、これらの症状が6月頃に見られるため、「六月病」とも呼ばれます。五月病、六月病はいずれにしても、環境の変化にともなう心身の負担やストレスなどが主な原因と言われております。

 

一過性の症状であるため、適度な休息などで改善されることがほとんどと言われていますが、症状が長引いたり、軽度のうつや仕事に行けない、生活ができないといった生活に支障が出る場合は、早めに専門家に相談したり、カウンセリングを受けたりなどして、早めの対策が必要です。

「自分の欲求」とは?

心理セラピールームIvy Therapyでは、そもそも、なぜ「五月病」になったのか、

なぜ、やる気がでない、無気力などの燃え尽き症候群になったのかについて、対処療法だけはではなく、根本原因を探っていきます。

 

五月病になりやすい方の特徴として、几帳面で真面目、責任感が強かったり、完璧主義な方が多いと言われています。

 

上記の特徴にあげた人は、「~したい」より、「~ねばならない」を優先しがちです。もしかしたら、それは、幼少期にあなたが親を喜ばすために無意識のうちに取り込んでいったトラウマが原因かもしれません。

 

どういうことかと言いますと・・・

子供が「これがしたい」という「自分の欲求」を出した時、「守ってあげるから、やってごらん」と、親からの「保護と許可」をもらうことで、子供の脳は安心安全を感じて一歩を踏み出すことができます。

 

幼児期に親からの「保護と許可」をもらえた場合、大人に成長するにつれて、親からの「保護と許可」がなくても、「私ならできる、やってごらん」と自分自身に「保護と許可」を出せるようになるのです。欲求を満たすことは脳が安心安全なので、大人になっても自然に「~したい」という「自分の欲求」を満たしていくようになります。

 

しかし、幼児期に「これがしたい」という欲求を出した時、親からの「保護と許可」がもらえなかったり、逆に「親の要求」を優先したり、親の面倒をみてきた場合、大人に成長しても、自分の欲求「これがしたい」に対して、「私ならできる、やってごらん」という自分への保護と許可を出さなくなります。自分の欲求を満たすことより親の面倒を見ることを脳が安心安全と捉えるため、大人になってからは自分の欲求より、「他者の要求」を優先して満たすようになるのです。

 

大人になり、今の自分が満たそうとしているのは「自分の欲求」なのか「他者の要求」なのかは、幼児期から無意識にしていること、かつ脳のトリックにより自分でもわからないものです。

 

「他者の要求」ばかりを優先してきた人が、いざ「自分の欲求」を満たせるようになると、人生がガラッと一変します。何より、わたしたちは「自分を欲求」を満たしつづけるために、生まれてきたということを忘れてはいけません。

 

マズローの欲求にもありますが、生命維持に不可欠な「生理的欲求」をまず満たさないと、「自己実現欲求」まで満たせません。まずは、一番大事な生理的欲求を十分に満たせているか、一度一緒に分析してみませんか。

上記はあくまで一例ですが、一過性の五月病と思っていたことから、今まで悩んでいた慢性的な問題やトラウマが浮上することも少なくないのです。

5月病といわれる症状がある方や、「自分の欲求」について詳しく知りたい方は、初回相談にてお気軽にご相談くださいませ。

 

 


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